T様邸完成 この住まいで大切にしたのは、 意匠が前に出すぎることなく、 暮らしそのものが自然に滲み出る佇まいです。 外観は、窓の数や配置を抑え、 塗り壁と陰影によって静かな存在感をつくっています。 時間帯や季節によって表情が変わり、 住まい手とともに成熟していく建築となることを意識しました。 内部はLDKを中心に、 天井高さや素材を切り替えながら、 空間が緩やかにつながる構成としています。 タイル壁や造作階段、畳スペースなどは、 主張しすぎることなく、空間の「芯」となるよう設計しました。 特別なことをしているわけではありません。 しかし、寸法や納まり、素材の選択を一つひとつ丁寧に積み重ねることで、 長く心地よく住み続けられる住まいを目指しています。
2026.01.03














